群馬・草木湖のダムサンデー《写真撮影 嶽宮三郎》

群馬県みどり市の草木ダム湖畔で8月2日、恒例の「ダムサンデー」が行われ、懐かしい国産車や欧州のヒストリックカーなどが集結した。

地元桐生市の「ジャック・ヒストリック・カー・クラブ」(JHCC)のメンバーが集まって1990年代に始まり、その後参加車両が増え毎月第1日曜日に開催する「ダムサンデー」として定着した草の根旧車ミーティング。

これまではみかげはら展望地の駐車場に集まっていたが、参加車急増に対応して今回は近くの草木ドライブインの協力のもと、その第2駐車場も使用できることとなった。しかもこのエリアは1980年以前に生産された車両に限定ということで、希少なヒストリックカーがずらりと並んだ。

小さなボディながら注目を集めていたのは、ベージュのスバル『360』。1961年式で、ヘッドライトが飛び出した”デメキン”と呼ばれる個体。1本ワイパーや横スライド式の窓、シンプルな計器盤など、初期型に近いスタイルだ。その珍しさと状態の良さもあって、オーナーはたくさんの質問に応(こた)えていた。

珍しさでは1963年式のサンビーム『レイピア』もその1台。いすゞがノックダウン生産をしていた『ヒルマンミンクス』のいわば2ドアハードトップ版。当時の流行(はやり)だったテールフィンを取り入れるなどおしゃれなスタイルが印象的だ。トライアンフ『ドロマイト1500TC』(1976年)や、クラシカルなたたずまいのロータス『セブン』(1966年)も、めったにお目にかかれないレア車だった。

JHCCは英国車やイタ車のメンバーが多く、ロータス『スーパーセブン』や『ヨーロッパ』、オースチン『ミニ』、バンデン・プラ『プリンセス』、それにアルファロメオやフィアットの各シリーズなどがずらり。国産車もトヨタ『カローラレビン』、マツダ『コスモスポーツ』、日産『スカイライン』、スバル『レックス』など、それぞれに程度の良さげな車両が集まった。

ダムサンデーは基本的に午前9時開始、同11時解散。自由参加とあってそれぞれ三々五々集まり、帰っていく。草木湖の横を走る国道122号は桐生と日光を結ぶワイディングのドライブコースだから、車好きには集まりやすい場所でもある。この日はほかにもプチミーティングがあちこちで行われ、”3密”を回避しながら旧車談義に花を咲かせていた。

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