スバル、インディアナ工場《photo by SUBARU》

SUBARU(スバル)は7月30日、2020年6月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界生産台数は4か月連続のマイナスながら、前年同月比25.3%減の6万1323台と、前月の82.2%減から大きく改善した。

国内生産は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で6月19日まで生産調整を行っていたため、同46.3%減の2万9881台で3か月連続のマイナスとなった。海外生産は、昨年、新型の導入を控えた『レガシィ/アウトバック』等が減少しており、その反動で増加。同18.7%増の3万1442台で4か月ぶりのプラスとなった。

国内販売は同32.6%減の8021台で5か月連続のマイナス。前月の7割減から大きく改善した。登録車は同33.5%減の6485台で5か月連続のマイナス。軽自動車も同28.5%減の1536台と9か月連続で前年実績を下回った。

輸出は同61.7%減の1万9182台で3か月連続のマイナスとなった。

2020年上半期(1〜6月)の世界生産台数は前年同期比25.8%減の36万2832台となり、3年連続で前年割れとなった。国内生産は同20.7%減の22万6704台で4年連続のマイナス。海外生産も同32.9%減の13万6128台と2年ぶりに前年実績を下回った。

国内販売は同23.3%減の5万3168台で3年連続のマイナスとなった。登録車は同23.8%減の4万2768台、軽自動車は同21.3%減の1万0400台。ともに3年連続で前年同期実績を下回った。

輸出は同18.3%減の18万5807台で、3年連続の前年割れとなった。