ホンダの米オハイオ州、メアリーズヴィル工場《photo by Honda》

ホンダは7月30日、2020年6月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界生産台数は前年同月比11.7%減の38万9451台となり、2か月続いた5割減から大きく回復した。

国内生産は同17.5%減の6万4662台で10か月連続のマイナスとなった。海外生産は同10.4%減の32万4789台で9か月連続のマイナス。しかし中国では同24.1%増の16万6547台と、6月単月での新記録を達成した。

国内販売は同28.2%減の4万8342台で9か月連続のマイナスとなった。登録車は同30.3%減の2万4677台で9か月連続のマイナス。軽自動車も同25.8%減の2万3665台、4か月連続で前年同月実績を下回った。

輸出は北米やアジア向けが減少し、同8.8%減の9434台で3か月連続のマイナスとなった。

2020年上半期(1〜6月)の世界生産台数は前年同期比34.1%減の177万4207台で、5年ぶりのマイナスとなった。海外生産は同36.7%減の140万4956台で2年連続のマイナス。国内生産も同21.9%減の36万9251台で5年ぶりのマイナスとなった。

国内販売は同22.3%減の31万3190台で、4年ぶりのマイナスとなった。登録車は同25.9%減の15万0706台で2年ぶりのマイナス。軽自動車も同18.7%減の16万2484台で4年ぶりに前年実績を下回った。

輸出は同35.4%減の4万8689台で3年ぶりのマイナス。北米やアジア向けの輸出が大幅に減少した。