ルノーグループとグーグル・クラウドの提携イメージ《photo by Renault Group》

ルノーグループは(Renault Group)は7月9日、グーグル・クラウド(Google Cloud)と提携を結び、生産設備やサプライチェーンのデジタル化を加速させると発表した。

ルノーグループは2016年から、独自のデジタルプラットフォームを開発しており、世界の22工場と2500台以上の機械のデータを接続している。グーグル・クラウドとの提携では、ルノーグループの産業用データ管理プラットフォームを最適化することを目指している。

グーグル・クラウドは、スマート分析、機械学習、人工知能(AI)において、豊富なソリューションと経験を持つ。ルノーグループはグーグル・クラウドとの提携により、サプライチェーンと生産効率、生産品質を改善し、省エネルギーによって環境への影響を少なくしていく。

両社はまた、ルノーグループの従業員のデジタルスキルと能力を成長させるためのプログラムを開始する。このプログラムの目的は、意思決定プロセスだけでなく、日常業務でも、ルノーグループの従業員にデータ主導の考え方を浸透させることにあるという。

ルノーグループは、機械学習とAIにおけるグーグル・クラウドの強みと、自動車生産におけるルノーの専門知識を組み合わせて、新しい産業ソリューションを開発する、としている。

デジタル化が進むルノーグループの工場《photo by Renault Group》 デジタル化が進むルノーグループの工場《photo by Renault Group》 デジタル化が進むルノーグループの工場《photo by Renault Group》 デジタル化が進むルノーグループの工場《photo by Renault Group》 デジタル化が進むルノーグループの工場《photo by Renault Group》