レギュラーガソリン実売価格(「e燃費」調べ)

資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月15日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比1.5円高の130.2円だった。

レギュラーガソリンの価格は15週連続の値下がりで、5月11日に124.8円の底値を付けたあと反騰。5週連続で上昇し、4月20日の調査以来、約2か月ぶりに130円台を付けた。

地域別では北海道が前週比2.1円高の127.1円、東北は2.6円高の128.3円、関東は1.0円高の130.7円、中部は2.0円高の130.5円、近畿は0.7円高の130.5円、中国は2.1円高の129.0円、四国は1.9円高の126.7円、九州・沖縄は0.8円高の133.7円。全エリアで値上がりとなった。

ハイオクガソリンは前週比1.5円高の141.1円、軽油は同1.3円高の110.9円となった。

60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月17日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は121.2円/リットル(前週比+3.7円)、ハイオクは131.7円/リットル(+1.8円)、軽油は97.6円/リットル(+1.0円)だった。

なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。

ハイオクガソリン実売価格(「e燃費」調べ) 給油所のガソリン小売価格推移(資源エネルギー庁の発表をもとにレスポンス編集部でグラフ作成)