スバル・インプレッサ《写真 スバル》

日本自動車販売協会連合会は、2020年5月の新車販売台数(軽を除く)を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大による需要低迷などで、前年同月比40.2%減の14万7978台と大幅な減少となった。

新車販売台数はこれで8か月連続のマイナス。3月は同10.2%減、4月は同25.5%減、そして5月は40.2%減と、新型コロナウイルスによる影響が徐々に大きくなっている。

車種別では、乗用車が同41.8%減の12万3781台で8か月連続マイナス。このうち、普通乗用車が同50.0%減の5万9649台で8か月連続マイナス、小型乗用車は同31.4減の6万4132台で2か月連続のマイナスとなった。

貨物車は同29.8%減の2万3786台で8か月連続マイナス。このうち、普通貨物車が同27.6%減の9544台で9か月連続マイナス、小型貨物車が同31.2%減の1万4242台で8か月連続のマイナス。バスは同50.9%減の411台で3か月連続のマイナスとなった。

ブランド別では、トヨタが同33.9%減の7万7877台、ホンダは同42.5%減の1万6626台、日産が同52.0%減の1万2181台。その他では、スズキ(62.8%減)、スバル(76.1%減)、三菱(75.1%減)の減少率が高かった。

◆新車登録台数ブランド別ランキング

1位:トヨタ 7万7877台(33.9%減・8か月連続減)
2位:ホンダ 1万6626台(42.5%減・8か月連続減)
3位:日産 1万2181台(52.0%減・18か月連続減)
4位:マツダ 5947台(46.1%減・3か月連続減)
5位:いすゞ 3803台(32.3%減・9か月連続減)
6位:レクサス 3752台(8.2%減・6か月連続減)
7位:日野 3737台(16.5%減・9か月連続減)
8位:スズキ 3671台(62.8%減・8か月連続減)
9位:ダイハツ 2537台(18.7%増・7か月連続増)
10位:三菱ふそう 2095台(30.8%減・2か月連続減)
11位:スバル 1704台(76.1%減・4か月連続減)
12位:三菱 903台(75.1%減・8か月連続減)
13位:UDトラックス 591台(23.6%減・5か月連続減)

その他(輸入車など) 1万2554台(46.3%減・8か月連続減)

※()内は前年同月比

三菱デリカD:5《写真提供 三菱自動車》