ヤマハ発動機 袋井南工場 生産ライン《撮影 小松哲也》

ヤマハ発動機は5月29日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の影響に伴う主要生産地域で稼働状況を発表した。

現在、生産を停止しているのは日本の船外機生産ラインと、フィリピンの二輪車工場。日本、ベトナム、インドの二輪車生産拠点は一部が稼働している。

同社では、需要回復時に機動的に対応するため、サプライチェーンの安定に努めるとしている。

また、3月から5月までの二輪車工場の操業状況は、日本が16日間停止、欧州が33日間、インドネシアが20日間、タイが13日間、ベトナムが16日間、フィリピンが51日間、インドが54日間、ブラジルが19日間それぞれ停止した。ゴルフカー、ATVなどを製造する米国拠点は30日間、日本の船外機を生産拠点は27日間それぞれ停止した。