ポルシェの駐車支援サービス「Parken Plus」のイメージ《photo by Porsche》

ポルシェ(Porsche)は5月27日、駐車を支援するスマートフォン向けアプリを使った新たな「Parken Plus」サービスを、ドイツで開始した、と発表した。

Parken Plusアプリは、駐車場に加えて、パーキングチケットを購入して利用する路上駐車にも効果を発揮する。現在、ドイツの250都市では、スマートフォンを使用して駐車チケットをデジタル予約でき、駐車した後は、スマートフォンに駐車時間を表示できる。駐車時間の終了時刻が近づいている場合、残り時間が15分になった時点で、スマートフォンに通知が届く。

外出先でも、Parken Plusアプリで駐車時間を簡単に延長できる。アプリにはスタートストップ機能があり、実際に使用した駐車時間のみに課金される。ユーザーは、駐車によるストレスが少なくなるだけでなく、コストも抑えて駐車できる。また、ドイツの70の都市では、たとえばパン屋から無料のパーキングチケットが送信され、ロールパンを買うことができる。

ポルシェIDカードを使用すると、ドイツ全土の約300の駐車場に非接触でアクセスできる。チケットを取って、券売機で駐車料金を支払う必要はない。多くの駐車場では、駐車場に入るときにポルシェIDカードをかざすだけで、ゲートが自動的に開く。

ポルシェによると、Parken Plusサービスは今後、ポルシェだけでなく他のメーカーの顧客も利用できるようにするという。ポルシェは、ドイツに続いて近い将来、米国などの他の市場にアプリを展開する予定、としている。

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