メルセデスベンツ Sクラス 次期型《photo by Mercedes-Benz》

メルセデスベンツは5月25日、次期『Sクラス』(Mercedes-Benz S-Class)を、2020年の後半にワールドプレミアすると発表した。

メルセデスベンツは、9月にオープンするドイツ・ジンデルフィンゲンの新しい「ファクトリー56」において、次期Sクラスの生産を開始する予定だ。ファクトリー56は近代的な生産施設で、革新的な技術とプロセスを導入するのが特長になる。

また、次期Sクラスには、最新の人工知能(AI)が搭載される。現行型ではプラグインハイブリッド車(PHV)が用意される電動モデルについても、次期型では顧客のニーズに基づいて、電動化に関する基準を引き上げるという。

ダイムラーとメルセデスベンツのオラ・ケレニウスCEOは、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による困難な状況にもかかわらず、戦略的な軌道に乗っている。2020年は次期Sクラスを発表する特別な年。現行型はすでにクラスの基準を引き上げたが、次期型は並外れた技術を備えた傑作となるだろう」と語った。

なお、メルセデスベンツは、次期Sクラスのフロントマスクのティザーイメージを1点配信した。大型のラジエーターグリルにワイドなバンパーグリル、最新のLED技術が組み込まれたヘッドライトが確認できる。

メルセデスベンツ Sクラス 現行型(参考画像)《photo by Mercedes-Benz》 メルセデスベンツ Sクラス 現行型(参考画像)《photo by Mercedes-Benz》 メルセデスベンツ Sクラス 現行型(参考画像)《photo by Mercedes-Benz》