日産の北米マネジメントコミッティの副議長に就任するジェレミー・パパン氏《photo by Nissan》

日産自動車(Nissan)の米国部門は5月14日、北米の経営体制を6月1日付けで変更すると発表した。今回の経営体制の変更は、経営のさらなる強化と事業改革の実現を目指すのが狙いだ。

ジェレミー・パパン氏は、北米マネジメントコミッティの副議長に就任する。北米地域を担当し、副チーフパフォーマンスオフィサー兼チーフクオリティオフィサーのクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏に仕える。同氏は、6月15日付けで一身上の都合で退任するホセ・ルイス・バルス氏の後任として、円滑な引継ぎを行う。

また、マイク・コレラン氏は、アイルトン・クッソー氏の後任として、米国のセールス&マーケティングを担当する上級副社長に、6月1日付けで就任する。マイク・コレラン氏は、ジェレミー・パパン氏とクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏に仕える。

さらに、高級車ブランドのインフィニティでは、ペイマン・カーガー氏が、専務執行役員として、6月1日付けでインフィニティマネジメントコミッティの議長に就任する。同氏は、マイク・コレラン氏の後任で、副チーフパフォーマンスオフィサー兼チーフクオリティオフィサーのクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏に仕える体制とする。

日産の米国のセールス&マーケティング担当の上級副社長に就任するマイク・コレラン氏《photo by Nissan》 日産北米本社《photo by Nissan》