スズキ・ビターラ・ブレッツァ《photo by Suzuki》

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は5月13日、2019年度通期(2019年4月〜2020年3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は7169億0400万ルピー(約1兆0108億円)だった。前年度の8302億6500万ルピーに対して、13.7%減とマイナスに転じた。

また、2019年度の純利益は、565億0600万ルピー(約797億円)にとどまった。前年度の750億0600万ルピーに対して、24.7%の減益となっている。

マルチスズキの2019年度のインド新車販売台数(輸出を含む)は、156万3297台。前年比は16.1%減と、6年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数156万3297台の内訳は、インド国内が143万6124台。前年比は18.1%減と、マイナスに転じた。輸出も10万2171台にとどまり、前年比は6%減と2年連続のマイナスとなった。

マルチスズキは、新車販売の減少、販売促進費や減価償却費の増加により、純利益が減少した、としている。

スズキ・ディザイア《photo by Maruti Suzuki》 スズキ・エルティガ《photo by Maruti Suzuki》