4月8日、東京浅草《photo (c) Getty Images》

日本最大級の出前サービス『出前館』は、新型コロナウイルス感染症に伴う飲食店のイートイン需要が激減し、出前導入を検討している飲食店が増加していることを踏まえ、飲食店が出前で成功するためのノウハウを紹介するオンラインセミナーを開始した。

第1回は4月30日からYouTubeで配信され、講師は『出前館』の加盟店である老舗飲食店「小雀弥」の川口扶展専務取締役が務める。

『出前館』は自宅やオフィスで食事をする際にスマートフォンやPCから料理を注文できる出前サービスだ。弁当・中華・カレー・ハンバーガー・洋食・和食・エスニック・ピザ・寿司・デザート・酒・ネットスーパーなどの出前サービス店舗から、メニューや“待ち時間”などの情報を見て注文する。

「小雀弥」は、大阪市内で出前事業8店舗展開、創業45年のうどん店で、年商は出前をメインに約8億円。川口氏より、出前事業への参入を検討している飲食店オーナーも多いと思われることから、そういった方々に自社で築き上げてきたノウハウを発信・共有できないか、という申し出が出前館にあり、オンラインセミナーが実現したという。

飲食店が出前を始めるメリットと方法《写真 出前館》