トライアンフ・スピードツイン

トライアンフモーターサイクルズジャパンは4月17日、『スピードツイン』のシフトペダルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2018年11月18日〜2019年10月30日に製造された220台。

ギヤチェンジリンケージのネジ部にて、製造工程の作業手順が不適切なため、ネジロック剤の効果がなくなっているものがある。そのため、ギヤチェンジ操作を繰り返すとネジが緩み、最悪の場合、リンケージが外れ、ギヤチェンジ操作ができなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ネジ部のネジロック剤を除去し、正常なネジロック剤を塗布して組み付ける。

不具合は5件発生、事故は発生していない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像:国土交通省》