(イメージ)《イラストAC》

日本自動車販売協会連合会が4月10日に発表した3月の中古車登録台数は、前年同月比2.4%減の45万4259台と小幅マイナスだった。6カ月連続マイナスだが、マイナス幅は2月の同6.0%減から縮小した。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大で新車需要は低迷しているものの、中古車販売は比較的、堅調に推移している。

車種別では、乗用車が同3.4%減の40万1956台となったものの、貨物車が同5.0%増の4万2768台と前年を上回った。バスは同2.2%減の1531台だった。

また、2019年度(2019年4月〜2020年3月)の中古車登録台数は、前年度比0.9%減の380万7830台と、5年ぶりにマイナスとなった。車種別では乗用車が同0.9%減の333万4075台だった。貨物車は同0.9%減の38万4914台、バスが同3.8%減の1万2891台だった。