ホンダ(Honda)の米国部門は4月11日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、医療従事者や顧客の支援を強化すると発表した。
医療従事者への支援としては、ホンダの5つの施設の従業員は、3Dプリンターを使用して、フェイスシールドの部品を製造し、医療施設などに寄付している。また、ホンダは他社と提携して、人工呼吸器用のコンプレッサーなどの医療機器が製造できるかどうか、生産能力の調査を続けている。
顧客への支援としては、ホンダとアキュラの両ブランドが、ホンダファイナンシャルサービスとアキュラファイナンシャルサービスを通じて、支払い猶予や延滞金の免除などを導入している。ホンダとアキュラファイナンシャルサービスのローンを利用している顧客は、90日間の支払猶予が利用できる。
4月1日からは、医療従事者や警察・消防勤務者がホンダファイナンシャルサービスまたはアキュラファイナンシャルサービスのローンやリースを利用して新車を購入した場合、500ドル(ホンダ)、750ドル(アキュラ)の割引を適用している。
従業員への支援としては、新型コロナウイルスの影響を受けて、テレワークへの切り替えが困難な従業員には、一時的な有給休暇プログラムを利用できるようにした。最大で10日間の有給休暇が取得できる、としている。
米ホンダ、医療従事者や顧客の支援を強化…新型コロナウイルス
2020年04月14日(火) 09時30分
関連ニュース
- アキュラの入門SUV『ADX』、2025年にデビューへ (04月10日 12時15分)
- [15秒でわかる]アキュラ『ZDX』…ブランド初のEV、Type SはNSXを上回る性能 (03月13日 10時00分)
- アキュラ初のEV『ZDX』、最大7500ドルのEV税額控除の対象に…米国で (03月11日 10時30分)
- アキュラが「タイプS」をEVに拡大、500馬力ツインモーター搭載…『ZDX』は今春米国発売へ (01月31日 07時30分)
- アキュラ初のEV『ZDX』、航続520km以上…6万4500ドルから (01月24日 17時00分)