スズキ・ハスラー《写真 スズキ》

全国軽自動車協会連合会は4月1日、2020年3月の軽自動車新車販売台数(速報)を発表。前年同月比7.6%減の20万6483台となった。

軽自動車新車販売台数はこれで6か月連続のマイナス。前月2月の9.6%減から若干改善しており、新型コロナウイルスによる大きな影響はまだ数字に現れていないようだ。

車種別では、乗用車が同6.8%減の16万3342台、貨物車は同10.5%減の4万3141台でともに6か月連続のマイナス。貨物車の内訳は、ボンネットバンが同34.3%減の4386台で7か月連続のマイナス。キャブオーバーバンは同10.0%減の1万9440台、トラックは同3.0%減の1万9315台でともに6か月連続のマイナスだった。

ブランド別では、スズキが同10.3%減ながら6万3968台を販売し、3か月ぶりにトップを奪回。日産、マツダ、三菱を除く5ブランドは6か月連続のマイナスとなった。

◆軽自動車新車販売台数ブランド別ランキング

1位:スズキ 6万3968台(10.3%減・6か月連続減)
2位:ダイハツ 6万0637台(13.6%減・6か月連続減)
3位:ホンダ 3万8145台(9.3%減・2か月ぶり減)
4位:日産 2万4009台(14.9%増・5か月連続増)
5位:三菱 8028台(0.6%増・6か月ぶり増)
6位:マツダ 6154台(43.2%増・6か月ぶり増)
7位:トヨタ 3072台(16.3%減・6か月連続減)
8位:スバル 2462台(18.9%減・6か月連続減)

※()内は前年同月比

ダイハツ・タント《写真 ダイハツ工業》