ボルボカーズ(Volvo Cars)は3月27日、経営体制を4月14日に再編すると発表した。
ボルボカーズは、ホーカン・サムエルソン社長兼CEOの下に、4つの新しい部門を設ける。これにより、迅速な意思決定を行っていく。4つの部門のひとつが、プロダクトクリエーション部門だ。ここでは、研究開発、設計、製品戦略、すべてのデジタル領域を担当する。
経営体制の再編は今後数年間で、ボルボカーズの野心的な計画を実行することが狙。ボルボカーズは2025年までに、全世界における販売台数の50%を電気自動車、残りをハイブリッド車とすることを目指しており、その実現に向けて今後5年にわたり毎年、電気自動車を発表する予定だ。
また、ボルボカーズは2040年までに、クライメイトニュートラルな企業になることを目標としており、その足がかりとして、2025年までに車両1台あたりのライフサイクルのCO2排出量を、2018年比で40%削減することを目指している。
ボルボカーズ、4月から経営体制を再編…電動化を加速へ
2020年03月30日(月) 16時15分