ミシュラン XAS《画像:日本ミシュランタイヤ》

日本ミシュランタイヤは、クラシックカー向けタイヤ「ミシュラン XAS」を4月1日より発売する。サイズは165R15 TL 86V N0の1サイズで、価格はオープン。

1965年に発売されたMICHELIN XASは、路面と接地するトレッドデザインに非対称パターンを採用。グリップ性能とハンドリング性能を両立させながら、最高速度は時速210km(速度記号H)に設定された。当時の量産タイヤとしては先進的であり、発売当初から一つの基準タイヤとして、世界中のさまざまな車両が装着。現在ではミシュランクラシックタイヤを象徴する製品として生産、販売を続けている。

今回発売するミシュランXASは、当時の外観はそのままに、ポルシェ認証マークである「N0」を取得することで、『356』をはじめとした初期の『911』や『912』などに安心して装着できる。さらに最高速度を240Km/h(速度記号は「V」)まで引き上げることでポルシェのみならず60年代から70年代にかけて活躍した当時のスポーツカーにも広く装着可能。加えて、本来チューブタイプだったものをチューブレスタイプに仕様変更することで昨今のクラシックカーに多くみられるチューブレスホイールにも対応する。