三菱自動車本社《撮影 高木啓》

三菱自動車は3月11日、意思決定の迅速化とコミュニケーション円滑化などを目的に役員制度を変更すると発表した。

4月1日付けで現在の執行役CEO、執行役COO、執行役副社長、執行役専務、執行役常務、執行役の6階層から、執行役CEO、COOやCFOなどの各部門の最高執行責任者、上席執行役、執行役の4階層に集約する。

執行役CEOと各部門の最高執行責任者はチーフ・オフィサーとして経営上、特に重要な役割を担う役位とする。上席執行役と執行役は重要機能部門のトップとして職責を担う役位と位置付ける。

また、現在の常務執行役員と執行役員を執行役員に一本化し、重要な職責を担う社内職制上の地位と位置付ける。

一方、役員人事として日産自動車から派遣されていた山下光彦アドバイザー(会長付技術顧問)が同日付けで退任する。