ポルシェの急速充電ステーション「ターボチャージング」《photo by Porsche》

ポルシェ(Porsche)は2月19日、「ポルシェターボチャージング」と呼ばれる欧州で最も強力な充電ステーションを、ドイツ・ライプツィヒに開設した、と発表した。

ポルシェターボチャージングには、6つの超急速充電器が備えられており、総出力は7メガワットだ。再生可能エネルギーから得られた電力でまかなわれる。

また、出力350kWの直流急速充電器12基、出力22kWの交流充電器4基が24時間、ポルシェを含めたすべての電動車両の顧客向けに稼働している。3月末までは、すべてのユーザーが急速充電を無料で利用できる。その後は、モビリティプロバイダーのカードを使い、支払いが行われる。

ポルシェターボチャージングは、ポルシェエンジニアリングによって開発された。車種によっては、5分間で航続100km分のバッテリーを充電できる。 充電規格の「CCS2」を備えたすべての車両が、急速充電機能を利用することが可能だ。

充電の待ち時間に、ユーザーはポルシェカスタマセンターにおいて、歴史的な車両を見学したり、ショップで買い物をしたりすることができる。また、ライプツィヒサーキットで行われるさまざまな運転体験を予約することもできる。

ポルシェの急速充電ステーション「ターボチャージング」《photo by Porsche》 ポルシェの急速充電ステーション「ターボチャージング」《photo by Porsche》