クルマの保険《画像:ミドルフィールド》

ミドルフィールド・エージェンシーは、IT企業の視点からユーザーに最適な自動車保険を提案する新サービス「クルマの保険」の提供を2月18日より開始した。

近年、ユーザーの低価格志向や申し込みの手軽さにより、ダイレクト保険(ネット保険)の利用者数は年々増加している。インターネットの力で、自動車保険は安価かつ便利になった一方で、事故対応や問い合わせ先がわからないなど、保険本来の安心感を享受しきれていないという課題を抱えている。また、新たな保険商品が続々と登場し、複雑化していることから、一般ユーザーが自分にとって最適な自動車保険を選ぶことは困難になっている。

新サービス「クルマの保険」は、保険のプロである「コンシェルジュ」が、ユーザーの自動車保険選びから加入後の問い合わせ、万が一の事故対応までをトータルサポートする「コンシェルジュ型保険」だ。

サービス申し込み後、コンシェルジュは顧客の状況や希望に応じて、電話やメール、対面にてニーズをヒアリング。得たデータをもとに、顧客にとって最適な自動車保険を提案する。また、対面でのコンサルティングを行った場合でも、ダイレクト保険が最適と判断した場合はダイレクト保険を紹介。ユーザーの選択肢を広げる。さらに万が一の事故の際は、まずはコンシェルジュに連絡。ダイレクト保険の課題であった「事故対応」も、「クルマの保険」経由での契約であれば安心できる。

ミドルフィールド・エージェンシーでは今後、2020年内に自動車ECサイト「モタガレ」など、同社サービス利用者300万人へ「クルマの保険」を案内。1万人に「クルマの保険」を利用してもらえるよう、サービス強化を図っていく。また、車両の購入からローンや保険の契約、購入後の整備や車検までを1か所で完結できる、オンラインプラットフォームの構築を目指す。

ミドルフィールドが目指す世界《画像:ミドルフィールド》