BMWグループのドイツ・ディンゴルフィン工場《photo by BMW》

BMWグループ(BMW Group)は2月6日、電動パワートレイン部品の生産能力の増強をドイツ・ディンゴルフィン工場で行うと発表した。

BMWグループは2023年までに、電動車両のラインナップを25モデルに拡大する予定で、その半数以上はフルEVになる。

また、ヨーロッパで販売されているBMWグループ車の4分の1は、2021年までに電動化される見通し。電動化の割合は、2025年に3分の1、2030年に2分の1に達する予定だ。

その結果、電気モーターとバッテリーに対する需要が高くなっている。 BMWグループのディンゴルフィン工場は、これらの電動パワートレイン部品を他の工場に供給するうえで、重要な役割を果たしている。

BMWグループは、ドイツ・ディンゴルフィン工場の生産能力を拡大し、従業員も当初の計画よりも早く増員している。電動車両の需要の高まりにより、同工場では、高電圧バッテリーの生産に必要なモジュールの数が前年の2倍に増えると予想している。

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