スズキ・ヴィターラ・ブレッツァ《photo by Maruti Suzuki》

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は、2020年4月に導入される新排出ガス基準に先行適合した新車の販売台数が、発売から10か月で50万台を超えた、と発表した。

インドでは2020年4月、新たな排出ガス基準のBS6が施行される予定だ。BS6は、欧州のユーロ5に相当する新基準で、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減することが求められる。

マルチスズキは2019年4月、最初のBS6適合ガソリン車として、『バレーノ』を発売した。これに続いて、『アルト800』、『ワゴンR』、『スイフト』、『ディザイア』、『エルティガ』も基準をクリア。最近では、新型MPVの『XL6』と新型SUVの『エスプレッソ』も、BS6に対応しており、合計で10車種が、BS6適合車となっている。

マルチスズキは、このBS6に先行適合した新車の販売台数が、2019年4月の発売から10か月で50万台を超え、ガソリンエンジン搭載の全ラインナップの75%がBS6に適合済み、と発表した。

スズキ・ディザイア《photo by Maruti Suzuki》 スズキ・エルティガ《photo by Maruti Suzuki》 スズキ・アルト 800《photo by Maruti Suzuki》 スズキ・セレリオ《photo by Maruti Suzuki》