毎日のようにニュースで報じられている、高齢者のアクセル・ブレーキの踏み間違いによる事故。この悲惨な事故を減らすべく後付けツールを開発し、国土交通省の認定を受けてさらに注目を集めているのが、データシステムの急発進防止装置「アクセル見守り隊」SAG297。東京オートサロン2020にも出展された。
急発進防止装置「アクセル見守り隊」SAG297は、アクセル信号を常時モニターし、停車中または10km/h以下での前進・後退中にアクセルペダルが急激に踏み込まれた場合、アクセル信号をアイドリング状態へと制御し、急発進を未然に防ぐ仕組み。
アクセルセンサーなどの重要部品の加工・改造は施さない設計で、ブレーキ信号線にも接続すれば、アクセルとブレーキの両ペダルを踏み込んでもアクセル信号を制御できる。また、電子スロットルを採用している幅広い国産車に適合する車種別アクセルハーネスを別売りで用意している。
◆国の補助金制度が施行されれば一気に拡大する気配
データシステムは東京オートサロン2020で、この急発進防止装置「アクセル見守り隊」SAG297に最新の補助金制度情報について来場者に説明。補正予算がが可決されれば、「国からの購入補助金制度が早い時期に実施されるんじゃないか」と話す。
「国の補助金制度は、購入時65歳以上のユーザに、当社製品のアクセル見守り隊の
場合、2万円の購入時補助金が出る予定。」(データシステム)
補助金なしで「一式取り付けると工賃込みで4万円前後」というから、こうした補助金制度を上手に活用して、万が一のときに備えておきたい。
◆待望の超高精細4Kドラレコ、3〜4月に発売へ
データシステムのブースで次に注目したいのは、待望の超高精細4Kドラレコ「DVR3400」。最新鋭プロセッサ、CMOSセンサを採用し、業界最高レベルの4K(横3840ピクセル 縦2160ピクセル)解像度を実現した同モデルは、ことし3〜4月に発売予定。
「4Kのテレビにつないで、きれいなドライブ映像をリビングで楽しみたいという人が増えている」というニーズを満たす4Kドラレコ「DVR3400」。取り逃しのない常時記録方式を採用し、車線逸脱アラート機能も搭載する。
また、従来のフルハイビジョンの4倍という超高精細なうえに、F値1.8の7層ガラスレンズを採用し、夜間映像もくっきりはっきりと録画できるという。32GBmicroSDカードや録画中ステッカーがついて、価格は2万9800円を予定している。
◆1つのカメラでアラウンドビュー!?
そしてデータシステムが「2020年内に発売したい」と意気込むのが、「1カメラスカイトップビュー」。リアカメラビューの映像と記憶合成し、真上から見た映像で駐車位置を確認できる。しかも、カメラは1つで。
「日産のアラウンドビューモニターなどは4つのカメラがとらえた映像を合成し、真上からのビューをつくりだしている。それに対して、この1カメラスカイトップビューは、その名のとおりひとつのカメラで表示できる点がポイント」(データシステム)
この真上ビューは、リアカメラとハーネス、ユニット、リモコンというシンプルな4パーツで構成。「データシステム独自の画像認識技術を活用した画期的なモデル」という。
データシステムは4Kドラレコやペダル踏み間違い防止ツールを展示、1カメラ真上ビューに注目!…東京オートサロン2020
2020年01月11日(土) 11時05分
関連ニュース
- データシステムがホンダ『WR-V』新型用アクセサリを充実、TV-KI・リアカメラ接続アダプター・ステアリングリモコンアダプターを販売中 (04月05日 11時00分)
- データシステムから『60系プリウス』用サイドカメラキットが発売 (03月29日 11時00分)
- データシステムのTV-KITに『ヤリス/ヤリスクロス』の適合が追加 (03月17日 15時30分)
- データシステムのTV-KITに『クラウンセダン』の適合が追加 (03月08日 12時45分)
- ホンダ『グロム』のレース車両、HRCが手掛ける胸躍る走り…東京オートサロン2024 (03月04日 18時15分)