曙ブレーキ工業は12月19日、米国子会社アケボノ・ブレーキが運営する4工場のうち、テネシー州とサウスカロライナ州の2工場の生産を終了・閉鎖すると発表した。

曙ブレーキは「事業再生計画」に沿って事業再構築のための施策に取り組んでいる。今回、北米事業の最適な生産体制を確立するため、米国子会社が運営している4工場のうち、テネシー州の工場を2020年8月、サウスカロライナ州の工場を2020年9月に閉鎖することを決定した。

閉鎖する2工場の土地・建物・設備機械などの固定資産は、必要な生産設備を他の生産拠点に移管するほか、事業または資産の売却・処分することも検討する。2工場の従業員の待遇については「適切に対応していく」としている。