ヤマハ EC-05《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は12月9日、電動スクーター『EC-05』が、台湾のデザイン賞「Taiwan Golden Pin Design Award」の最高賞「Best Design」を受賞したと発表した。

EC-05は、独「German Design Award」の「Winner」受賞に続く2つ目のデザイン賞受賞。また、ヤマハ発動機製品がTaiwan Golden Pin Design Awardを受賞するのは初となる。

EC-05は、ヤマハ発動機と台湾Gogoro社との協業により開発、台湾で販売している電動スクーターだ。ヤマハ発動機の開発思想に基づき、デザインでは、ライダーと車体との美しい一体感を演出。モーターの動力がリアタイヤに伝わり、地面を蹴って力強く前進する走りの機能を視覚化し、キャラクターラインを車体の高い位置につくることで、軽快感や運動性能の高さを表現している。また4種類あるカラーリングのうち、「アイソレートブルー」は同モデルのために開発。神秘的なブルーはEC-05が生み出す新たな体験を予感させる。

Golden Pin Design Awardは、1981年からTaiwan Design Centerの主催により行われてきた、中華圏でもっとも注目されているデザイン賞。ライフスタイル、文化的特性、テクノロジー/技術、使用習慣などのものづくりの側面に配慮したデザイン、また、整合性、クリエイティブ性、機能性、審美性、伝達性などの面でもバランスが取れているデザインの商品を奨励している。

ヤマハ EC-05《写真提供 ヤマハ発動機》