フォルクスワーゲン乗用車ブランドのデザイン責任者に2020年7月1日付けで就任するヨゼフ・カバン氏《photo by VW》

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は、フォルクスワーゲン乗用車ブランドのデザイン責任者に、2020年7月1日付けでヨゼフ・カバン氏を起用すると発表した。

ヨゼフ・カバン氏はスロバキアに生まれ、現在46歳。フォルクスワーゲンに1993年に入社して、エクステリアデザインを担当し、2006年にアウディの外装デザインの責任者に。2008年には、シュコダのチーフデザイナーに昇格した。

また、フォルクスワーゲングループ傘下のフランスの超高級車ブランド、ブガッティ『ヴェイロン』のデザインを、1998年に手がけたことでも知られている。

ヨゼフ・カバン氏は2017年、BMWグループに転じ、BMWブランドのデザイン責任者に就任した。その後、2019年4月には、BMWグループ傘下の超高級車ブランド、ロールスロイスのデザイン責任者に就任していた。

フォルクスワーゲングループは、フォルクスワーゲン乗用車ブランドのデザイン責任者に、2020年7月1日付けでヨゼフ・カバン氏を起用する。同氏は2017年以来、およそ3年ぶりに、フォルクスワーゲングループに戻り、主力ブランドのフォルクスワーゲン乗用車のデザイン部門を率いることになる。

ブガッティ・ヴェイロン(参考画像)《photo by Bugatti》 ブガッティ・ヴェイロン(参考画像)《photo by Bugatti》