JAF-F4日本一に輝いた太田格之進《撮影 藤木充啓》

鈴鹿サーキットで8日、JAF-F4日本一決定戦が行われ、太田格之進が予選、セミファイナル(予選レース)、ファイナル(決勝レース)すべてを制して日本一に輝いた。

JAF-F4は地方選手権扱いだが、今シーズンはツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキットと、全国のサーキットを舞台に全10戦が開催され、鈴鹿サーキットで特別戦の日本一決定戦を開催。20台のマシンが参戦してきた。

7日に行われた予選では、シリーズ戦には2戦だけしか参戦していないが、そのすべてで優勝を飾った太田格之進がトップタイム。8日朝に行われたセミファイナルもトップでゴールし、ポールポジションを獲得した。ファイナルも大田はスタート直後こそ大草りきや佐藤蓮とバトルになったが、2周目からは後続との差を徐々に広げ独走でトップチェッカー。「一瞬追いつかれて焦ったけど、後半速くなるセットアップにしていたので引き離すことができた」と大田。予選、セミファイナル、ファイナルすべてを制する完璧な勝利で日本一に輝いた。

2位はFIA-F4チャンピオンの佐藤蓮。3位にはスーパーFJ鈴鹿シリーズとJAF-F4にスポット参戦しJAF-F4では参戦した2戦で2位、3位の成績を残した大草りきが入った。

JAF-F4日本一決定戦結果(トップ10)
1. 太田格之進
2. 佐藤蓮
3. 大草りき
4. 三宅淳詞
5. 早坂公希
6. 小松響
7. 細田輝龍
8. 徳升広平
9. 鈴木智之
10. 河野靖喜

太田格之進《撮影 藤木充啓》 JAF-F4日本一決定戦の表彰台。左から2位の佐藤蓮、優勝した太田格之進、3位の大草りき《撮影 藤木充啓》 2位の佐藤蓮《撮影 藤木充啓》 3位の大草りき《撮影 藤木充啓》 4位の三宅淳詞《撮影 藤木充啓》 5位の早坂公希《撮影 藤木充啓》 6位の小松響《撮影 藤木充啓》