ミシュラン パワーエクスペリエンスシリーズ《画像:日本ミシュランタイヤ》

日本ミシュランタイヤは、二輪車用スポーツタイヤのラインアップを刷新し、新たに「ミシュラン パワー エクスペリエンス」シリーズとして2020年春より4製品を順次発売する。

新シリーズは、ミシュランが世界のレースで培った豊富な経験と技術に加え、これまでのタイヤ開発における多様なイノベーションを結集させた。全製品にタイヤ中央部とショルダー部で異なるコンパウンドを1本のタイヤで使い分けるテクノロジー「2CT」および「2CT+」を採用。最適化された配合率のシリカコンパウンドとカーボンブラックを各製品に適用している。また、ケーシングに軽量で強度の高いアラミド繊維を採用したほか、使用用途に応じ最適なボイドレシオ(接地面に対する溝の割合)を採用し、安全性を確保しながら高いグリップ性能を発揮。レーザー技術による金型(モールド)が成型するサイドウォールデザインは、表面にベルベットのようなコントラストを映し出し、バイクにより躍動感を与える。

「ミシュラン パワー5」は、ストリートで優れたドライ性能を発揮するとともに、シリカコンパウンドと新設計のトレッドパターンがウェット路面でも高いグリップ性能を確保する。サイズはフロントが120/70ZR17 M/C(58W)F TLの1サイズ。リアが160/60 ZR 17 M/C(69W)R TL、180/55 ZR17 M/C(73W)R TL、190/50 ZR17 M/C(73W)R TL、190/55 ZR17 M/C(75W)R TL、200/55 ZR17 M/C(78W)R TLの5サイズ。

「ミシュラン パワーGP」はサーキットとストリートで優れたパフォーマンスを両立するため、定評のある「ミシュラン パワーRS」のトレッドパターンを採用する。サイズはフロントが120/70ZR17 M/C(58W)F TLの1サイズ。リアが180/55 ZR17 M/C(73W)R TL、190/50 ZR17 M/C(73W)R TL、190/55 ZR17 M/C(75W)R TLの3サイズ。

「ミシュラン パワーカップ2」は、レースからサーキット走行までよりアグレッシブなライディングを楽しむために、新しいトレッドパターンを採用した公道走行可能モデル。サイズはフロントが120/70ZR17 M/C(58W)F TLの1サイズ。リアが180/55 ZR17 M/C(73W)R TL、190/55 ZR17 M/C(75W)R TL、200/55 ZR17 M/C(78W)R TLの4サイズ。

「ミシュラン パワースリック2」は、サーキット走行専用スリックタイヤだ。サイズはフロントが120/70ZR17 M/C(58W)NHS F TLの1サイズ。リアが190/55 ZR17 M/C(75W)NHS R TL、200/55 ZR17 M/C(78W)NHS R TLの2サイズ。

価格はいずれもオープン。

ミシュラン パワー5《画像:日本ミシュランタイヤ》 ミシュラン パワーGP《画像:日本ミシュランタイヤ》 ミシュラン パワーカップ2《画像:日本ミシュランタイヤ》 ミシュラン パワースリック2《画像:日本ミシュランタイヤ》 2CT/2CT+テクノロジー《画像:日本ミシュランタイヤ》 ケーシング構造イメージ《画像:日本ミシュランタイヤ》 サイドウォールデザイン《画像:日本ミシュランタイヤ》 ボイドレシオ(接地面に対する溝の割合)一覧《画像:日本ミシュランタイヤ》 各製品の特性と使用用途《画像:日本ミシュランタイヤ》