ホンダ Miimo《画像:本田技研工業》

ホンダは12月2日、ロボット芝刈機『Miimo(ミーモ)HRM520』を使い、東京都公園協会と協力し、大型公園での利用・適用性検証と、電源設備のない河川敷における使用可能性の検証を目的として実証実験を実施すると発表した。

日比谷公園(第一花壇)では、家庭用として開発したMiimoの日中の大型公園における利用の可能性と公園管理事業との適性の検証を目的として11月末から実証実験を開始。これにより、公園管理事業でのロボット芝刈機の可能性を広げ、芝生環境の整備・拡大に貢献していく。

また、河川敷の新中川暫定係留所では、電気の常設されていない環境下におけるMiimoの使用可能性の検証を目的として、ハンディタイプ蓄電機「LiB-AID(リベイド)E500」とMiimoを併用した実証実験を10月1日より開始。これにより、電気の常設されていない環境下での無人化と環境整備の可能性拡大への貢献を目指す。

両実証実験は、公園協会が日比谷公園と新中川暫定係留所にてMiimoやE500を使用し、ホンダがデータの収集を実施する形態で推進する。

Miimoは自動で芝刈作業や充電を行い、簡便な芝の管理を実現。密度の詰まった美しい芝生に仕上げることができる。またポータブル電源のE500は、電気を蓄電することでさまざまなシーンで電気製品を使用可能とする。

日比谷公園《画像:本田技研工業》 新中川暫定係留所《画像:本田技研工業》 ホンダ LiB-AID E500《画像:本田技研工業》