SDG Eye《写真 スマートバリュー》

スマートバリューは、AIG損害保険の顧客向けに提供している「スーパードライブガード(SDG)」のオプションとして、2019年12月1日より、スマートフォンと連動したドライブレコーダー『スーパードライブガードアイ』(SDG Eye)を提供する。11月29日、発表した。

事故の映像データをAIG損保のクラウド型データストレージへ直接送信するため、保険金支払いまでの時間を短縮することが可能となる。

2018年4月より提供しているIoTサービス(テレマティクスサービス)のスーパードライブガードは、スマートバリューが開発・提供してきた法人向けテレマティクスサービスに、AIG損保の持つ知見をもとに独自機能を付加し、共同開発した法人向けテレマティクスサービスだ。利用者の走行データを収集・分析し、それに基づいたレポートを提供する。SDG Eyeはこのサービスのオプションだ。

近年、保険会社の法人顧客を中心に、事故時の損害確認をスピーディに進め、事故解決に要する時間短縮を望む声が増えているという。従来のドライブレコーダーでは、事故時の損害確認の際に、映像をSDカードなどの記憶媒体へ保存し、保険会社へ送付する作業が発生し、時間がかかっている。

SDG Eyeでは、SDG Eyeに搭載されたWi-Fiを使用し、映像データをスマートフォンから直接AIG損保のクラウド型データストレージへ送信する。SDカードの紛失リスク軽減にもなり、データの安全性確保など、データセキュリティの向上にもつながる。

モニターが無いタイプのドラレコで、そのぶん故障リスクが軽減されている。またモニター無しの録画に特化した、SDカードフォーマット(初期化)が不要なモデルだ。映像データの保存に必要とされていた定期的なフォーマットが不要となるため、データの保存漏れリスクが減少する。

3年保証がつき、万一の際には修理ではなく交換が可能だ。

今後、第5世代モバイル通信サービス(5G)の導入が進むと、「高速大容量」通信を使用して、ドライブレコーダーの映像の伝送が可能になると期待される。

SDG Eyeサービスの概要《資料 スマートバリュー》