ジャガー Fタイプ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

12月2日に発表される予定の、ジャガーの2ドアスポーツカー『Fタイプ』改良新型を、一足早くカメラが捉えた。

縦型だったヘッドライトが、薄く横長の形状に変化しているのが外観上の大きな特徴だ。グリルは大型化され、バンパーコーナーが滑らかに処理されているほか、リアエンドではシャープなテールライトの一部が見てとれる。またクワッドエキゾーストパイプを装備していることからもハイパフォーマンスモデルの可能性が高い。

キャビン内では、インフォテインメントシステムがアップデートされ、デジタルインストルメントクラスタが初採用となるだろう。

パワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒エンジン「インジニウム」を設定。今回捉えた高性能版では、ジャガーブランドに搭載されてきたフォード製5.0リットルV型8気筒と決別。BMW『M5』の高性能版『M5コンペティション』に搭載されている4.4リットルV型8気筒Mツインパワーターボエンジンの搭載が見込まれている。M5コンペティションでは、最高出力625psを発揮するが、Fタイプがどこまで高められるかは不明だ。

また改良新型では、100kWhのエネルギーセルと150kW/350Nm定格の2つのモーターを備えたフルEVの設定も噂されている。ただしEVは早くても2023年の登場となる。

Fタイプ改良新型のワールドプレミアは、12月2日と発表されている。

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