フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は、広州モーターショー2019において、2020年に40億ユーロ(約4800億円)以上を、中国の電動化などに投資すると発表した。
総額40億ユーロのうちのおよそ40%を、電動車の生産やインフラストラクチャの整備、開発、研究など、eモビリティの分野に充当する。
フォルクスワーゲングループは2019年、すでに14車種の電動モデルを中国市場に投入した。フォルクスワーゲングループは2020年、さらなる電動化攻勢に打って出る構えだ。
具体的には2020年10月、フォルクスワーゲングループの新世代電動車向けモジューラー車台、「MEB」をベースにした『ID.』シリーズのEVの現地生産を、中国の2工場で開始する予定だ。年間総生産能力は60万台。フォルクスワーゲングループは2025年までに、現地生産の電動モデルを30車種投入し、150万台の販売を目指す。
フォルクスワーゲングループは今後数年以内に、内燃機関車よりも新エネルギー車(NEV。EVやプラグインハイブリッド車)に対する投資を増やす計画だ。 2020年の投資は、モデルラインナップのさらなる最適化、新しいモビリティソリューションの開発、スマートシティや自動運転などにも充当する、としている。
VWグループ、2025年までに電動車を30車種投入へ…広州モーターショー2019
2019年11月27日(水) 17時30分
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