アウディの新CEOに指名されたマークス・デュースマン氏《photo by Audi》

アウディ(Audi)は11月15日、マークス・デュースマン氏を2020年4月1日付けで、新CEOに起用すると発表した。

マークス・デュースマン氏は、現在50歳。もともとは機械エンジニアで、自動車業界において、およそ30年に及ぶキャリアを持つ。直近では、BMWグループの購買担当の取締役を務めていた。

マークス・デュースマン氏は、2018年6月からアウディを率いてきたブラム・ショット現CEOの後継者に指名された。ブラム・ショット現CEOは2020年3月末をもって、アウディのCEOを退任する。

アウディの監査役会の会長を務めるフォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは、「マークス・デュースマン氏は優れたエンジニアとして、アウディブランドの大きな可能性を引き出すために全力を尽くすだろう」と述べている。