ルノーグループの本社《photo by Renault》

ルノーグループ(Renault Group)は11月12日、2019年第3四半期(7〜9月)の純利益に関して、日産自動車が寄与する部分が2億3300万ユーロになるとの見通しを公表した。

これは、日産自動車が11月12日に発表した2019年7〜9月期の連結決算の結果を受けたもの。日産の発表によると、2019年7〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比6.6%減の2兆6307億円、営業利益は同70.4%減の300億円、純利益は同54.8%減の590億円だった。

一方、ルノーグループが発表した2019年1〜6月の決算は、グループ全体の売上高が280億5000万ユーロ。前年同期の299億5700万ユーロに対して、6.4%減とマイナスに転じた。

また純利益は、9億7000万ユーロ。前年同期の19億5200万ユーロに対して、50%減となった。

日産自動車グローバル本社《撮影 高木啓》