2019スーパー耐久第6戦決勝《photo: Kazuhisa Masuda》

ピレリ スーパー耐久シリーズ2019第6戦『スーパー耐久レース in 岡山』の決勝レースが10日、岡山国際サーキットで行われ、最高峰のST-XクラスはNo.777 D’station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢/近藤翼)が今季2勝目を挙げた。

今回は2グループに分けて決勝レースが行われ、ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスで構成されるGr.1は13時30分から3時間耐久レースで争われた。ポールポジションからスタートした777号車は藤井が序盤から後続を大きく引き離し開始1時間を迎える時点で50秒ものリードを築いた。その後、他クラスでアクシデントが発生し、フルコースイエロー やセーフティカーが導入されたが、777号車は序盤に築いたリードをうまく利用し柔軟に対応していった。レース残り30分前に再びトップに浮上し今季2勝目のトップチェッカーを受けた。2位にはNo.112 SATO-SS SPORTS AMG GT3、3位にはNo.1 GTNET GT3 GT-Rが入った。

ST-ZクラスはNo.2 ケーズフロンティア SYNTIUM KTMが第5戦もてぎに続いて2連勝、ST-TCRクラスはNo.19 BRP★Audi Mie RS3 LMSが優勝しシリーズチャンピオンを手にした。ST-1クラスはすでに今季の年間クラス王者を決めているNo.47 D’station Porscheが優勝、ST-2クラスはNo.7 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボXが今季2勝目を飾った。なお予選でクラスポールを獲得したNo.59 DAMD MOTUL ED WRXがクラス王者を決めた。

ST-3クラスはNo.38 ADVICS muta racing RC 350TWSが優勝し、4位に入ったNo.34 TECHNO FIRST RC350がチャンピオンを獲得した。

同日の午前中に行われたGr.2決勝レースでは、途中大きなクラッシュが起きるなど波乱の展開となったが、そこで導入されたフルコースイエローをうまく利用し、ピットでのロスタイムを減らすことに成功したNo.13 ENDLESS・86がST-4クラス今季初優勝。2位に入ったNo.884 林テレンプ SHADE RACING 86が同クラスのシリーズチャンピオンに輝いた。ST-5クラスはNo.66 odila Odia ROADSTERが2番手以下に40秒もの大差をつけ優勝。No.4 THE BRIDE FITがクラス王者に輝いた。

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