BMWが欧州で設置している充電ステーション《photo by BMW》

BMWグループ(BMW Group)は11月5日、2021年までに、ドイツ国内に4100を超える電動車両向け充電ステーションを設置すると発表した。

BMWグループは2021年までに、ヨーロッパにおける新車販売の4分の1を電動化する計画だ。さらに2025年までに新車販売の3分の1、2030年までに新車販売の半分を電動化することを目指している。

今回の発表は、BMWグループの電動化戦略を加速させるものとなる。2021年までに、ドイツ国内に4100を超える電動車両向け充電ステーションを設置する。

これらの充電ステーションは、出力11kWのAC(交流)の急速充電ステーションだけでなく、出力50kWのDC(直流)急速充電ステーションも含まれる。電源は再生可能エネルギーから供給される。

充電ステーションの大部分は、ミュンヘン郊外に設置される予定だ。その他の場所には、ベルリン、ライプツィヒ、レーゲンスブルク、ランツフート、ヴァッカースドルフ、ディンゴルフィングなどがある。

BMWグループは、「CHARGE NOW」のアクセスカードにより、ユーザーはシステムを継続的かつ簡単に、制限なしで低コストに利用できる、としている。

BMW i3《photo by BMW》 BMWグループの電動車両《photo by BMW》