ZF本社(イメージ)《photo by ZF》

ZFは11月5日、先進運転支援システム(ADAS)の開発促進に向けて、イスラエル企業と戦略的提携を締結した、と発表した。

ZFが戦略的提携を結んだのは、イスラエルのテクノロジー企業「Cognata」だ。両社は、先進運転支援システムのデータの管理や変換に関して協力し、先進運転支援システムの検証の効率を高めていく。

ZFは、車両が見たり、考えたり、行動したりできるように、自動運転やデジタルコネクティビティの分野でシステムを強化している。イスラエルの技術系新興企業のCognataとの戦略的提携の発表は、ZFのイノベーション管理プロセスを支えるものになるという。

ZFは長年にわたって、イスラエルの技術を活用してきた。 例えばZFは、インテル傘下のモービルアイと提携。 これにより、先進運転支援システムで重要な役割を担うフロントのインテリジェントカメラ向けソフトウェアを開発した。

また両社は、単眼レンズカメラと3レンズカメラ「Tri-cam」を開発するために協力した。ZFとモービルアイは共同で、小型車向けの高度なレベル2+の自動運転システムを開発している。