ZFは10月28日、米国アトランタで開幕した北米商用車ショー2019において、ダイムラー傘下のフレートライナーブランドのEV大型トラック、『eカスケーダ』に、ZFの「AxTrax」が採用された、と発表した。
eカスケーダには、最大出力730hpを発生するモーターを搭載する。バッテリーは蓄電容量550kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電での航続は、最大400kmに到達する。バッテリーは容量の8割(約320km走行分)を充電するなら、90分以内に済む。
eカスケーダは、2021年から量産を開始する予定だ。このeカスケーダに、ZFのAxTraxが採用された。
AxTraxは、ZFの電動アクスルだ。後輪駆動のEV、ハイブリッド車、燃料電池車向けに開発された。ZFは、AxTraxが最大限の性能と最小限のノイズで、ゼロエミッション駆動をサポートする、としている。
ZFの電動アクスル、ダイムラー傘下のEV大型トラックに採用…北米商用車ショー2019
2019年10月31日(木) 19時25分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ハイドロプレーニング回避、タイヤと路面のデータをシャシーに伝達…グッドイヤーとZFがCES 2024で発表 (01月10日 17時00分)
- 【ヤマハ YZF-R125/R15 試乗】原2クラスに贅沢すぎるフルカウルSS、ありがとうヤマハ!…青木タカオ (12月31日 19時00分)
- ZF、民間整備工場向けの電動アクスル用リペアキットを投入 (12月01日 08時30分)