フレイトライナー eカスケーダ《photo by Daimler》

ZFは10月28日、米国アトランタで開幕した北米商用車ショー2019において、ダイムラー傘下のフレートライナーブランドのEV大型トラック、『eカスケーダ』に、ZFの「AxTrax」が採用された、と発表した。

eカスケーダには、最大出力730hpを発生するモーターを搭載する。バッテリーは蓄電容量550kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電での航続は、最大400kmに到達する。バッテリーは容量の8割(約320km走行分)を充電するなら、90分以内に済む。

eカスケーダは、2021年から量産を開始する予定だ。このeカスケーダに、ZFのAxTraxが採用された。

AxTraxは、ZFの電動アクスルだ。後輪駆動のEV、ハイブリッド車、燃料電池車向けに開発された。ZFは、AxTraxが最大限の性能と最小限のノイズで、ゼロエミッション駆動をサポートする、としている。

フレイトライナー eカスケーダ《photo by Daimler》 ZFの「AxTrax 」電動アクスル《photo by ZF》