シトロエンC5エアクロス《photo by Citroen》

シトロエン(Citroen)は10月23日、2019年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は73万2800台。前年同期比は3.9%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

2019年1〜9月の市場別実績では、欧州が61万4200台を販売した。前年同期比は3.9%増と、2年連続のプラスとなった。中東とアフリカは1〜9月、2万7500台を販売した。前年同期比は4.2%増と回復を果たす。南米は3万9400台にとどまり、前年同期比は11.3%減と2年連続のマイナスだ。

中国と東南アジアは後退した。1〜9月は4万2500台にとどまり、前年同期比は53.8%減とマイナスに転じている。一方、日本は3039台を販売した。前年同期比は12.1%増と、2桁増を達成している。

1〜9月の車種別の世界販売実績では、『C5エアクロス』を中心に、SUVが好調だった。

シトロエンの2018年の世界新車販売台数は、104万6200台だった。前年比は0.9%減と、4年連続で前年実績を割り込んでいる。

シトロエンC3エアクロス《photo by Citroen》 シトロエン C3 新型《photo by Citroen》 シトロエンC4カクタス《photo by Citroen》