三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車の米国部門は10月16日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)が「2020ファミリーグリーンカーオブザイヤー」のファイナリストに選出された、と発表した。

アウトランダーPHEVの2020年モデルには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を導入する。「SEL」グレードに、フォワード・コリジョン・ミティゲーション(FCM、衝突被害軽減ブレーキシステム)、レーン・ディパチャー・ウォーニング(LDW)、オートマチック・ハイビーム(AHB)を標準装備している。

また、2020年モデルでは、コネクティビティも充実させた。最新の8インチSDA(スマートフォンリンク・ディスプレイ・オーディオ)システムを、SELと「GT」グレードに搭載する。後席にもUSB充電ポートを追加し、合計3個としている。

アウトランダーPHEVは2019年モデルで、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施した。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

このアウトランダーPHEVが2020ファミリーグリーンカーオブザイヤーのファイナリストに選出された。この賞は、米国の『グリーンカージャーナル』誌が今年から開始したものだ。米国市場で販売されているファミリー向け車両の中から、最も環境性能に優れる1台を選出する。

なお、2020ファミリーグリーンカーオブザイヤーは、11月21日に発表される予定だ。

三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》