厚木市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結《画像:日産自動車》

日産自動車と神奈川日産自動車、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川販売は10月10日、厚木市と「災害時における電気自動車(EV)による電力供給に関する協定」を締結したと発表した。

災害連携協定は、厚木市による計画的な電気自動車の整備に加え、厚木市内の日産販売会社店舗から貸与されるEVにより、特に風水害発生時の避難場所となる公民館等の非常用電源として、EVを活用する体制を整備し、市民の生命及び身体の安全を守ることが目的。そのほか、厚木市が主催・後援する防災訓練やへの日産の協力や、厚木市が市民や事業者が所有するEV等を非常用電源として貸出すための協力制度を構築した際に、日産自動車が従業員による協力を促進することなどが盛り込まれている。

日産自動車にとって、今回の厚木市との災害連携協定は10件目。厚木市と日産は協定締結を機に、EVの特性を活かした地域防災力向上に向けて連携を強化していく。

厚木市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結《画像:日産自動車》 厚木市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結《画像:日産自動車》