メルセデスベンツGLA《photo by Mercedes-Benz》

ダイムラー(Daimler)は10月7日、メルセデスベンツ乗用車の2019年1〜9月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は181万3019台。前年同期比は0.1%増とプラスに転じた。

全販売台数181万3019台のうち、メルセデスベンツブランドが172万5242台を販売。前年同期比は0.6%増と回復を果たす。

メルセデスベンツブランドの2019年1〜9月の市場別実績では、欧州が69万2533台を販売。前年同期比は0.5%増とプラスに転じた。このうち、地元ドイツも、5%増の22万8737台と回復する。

また、米国は1〜9月、22万4212台にとどまり、前年同期比は0.5%減と引き続き落ち込む。一方、アジア太平洋地域は73万1292台で、前年同期比は2.3%増と引き続き伸びた。このうち、中国は52万5890台。前年同期比は5%増とプラスを維持した。

日本は1〜9月、4万9108台を販売した。海外メーカーの輸入車ブランドの首位を維持した。前年同期比は0.4%増と堅調だった。

メルセデスベンツブランドの1〜9月実績では、『Aクラス』『Bクラス』『CLA』『GLA』などのコンパクトカーが、前年同期比10.6%増の48万9600台を回復した。『Eクラス』は前年同期比2.1%増と堅調だ。アジア太平洋、中国、韓国で販売新記録を打ち立てた。

メルセデスベンツ乗用車の2018年世界販売は、前年比0.6%増の243万8987台。8年連続で年間販売の記録を更新している。

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