マルチスズキの高級販売チャンネル「NEXA」《photo by Maruti Suzuki》

スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は10月3日、インド国内の高級販売チャンネル、「NEXA」の販売台数が100万台を突破した、と発表した。

NEXAは、従来マルチスズキになかった高級ショールームの名称だ。マルチスズキは2020年までに、年間200万台の新車販売目標を掲げる。そのために、インドの新たな顧客層を取り組む目的で、NEXAは立ち上げられた。

NEXAでは、顧客がNEXAでしか得られない体験、おもてなし、最新のデジタル機器を駆使した情報提供などを重視した。ショールームも、白と黒を基調にした落ち着いた雰囲気に仕上げられる。

2015年7月下旬、NEXAの第一号店がオープンした。立ち上げから4年を経て、NEXAのディーラーネットワークは、200都市、350店舗以上に拡大した。マルチスズキによると、インドで最も急成長している自動車販売店になるという。

NEXAでは現在、『Sクロス』、『バレーノ』、『イグニス』、『シアズ』、『XL6』を販売する。マルチスズキによると、NEXAの顧客のおよそ半数は35歳未満という。