ボルボXC60《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は10月3日、2019年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は1〜9月としては過去最高の50万7704台。前年同期比は7.4%増とプラスを維持した。

市場別では、欧州が回復傾向にある。1〜9月は24万7610台を販売。前年同期比は6%増だった。新型『XC60』や『XC40』が牽引する。中国では1〜9月、10万9512台を販売。前年同期比は13.8%増と、2桁の伸び率を保った。現地生産のXC60や新型『S90』が販売の中心だ。

米国では1〜9月、7万7432台を販売。前年同期比は、4.7%増とプラスを維持した。『XC90』と新型XC60が主力車種だ。その他の世界市場では、6.4%増の7万3150台を販売した。このうち、日本は1万3751台を販売し、前年同期比は9.8%増だった。

車種別の1〜9月販売実績では、XC60が14万5629台を売り上げ、ボルボカーズの最量販車に。前年同期比は7.9%増だった。XC40は、前年同期のおよそ2倍の9万5475台を販売した。XC90は、前年同期比0.2%増の7万1830台と、引き続き好調だ。

ボルボカーズの2018年の世界新車販売台数は、過去最高の64万2253台。前年比は12.4%増と、5年連続で前年実績を上回っている。

ボルボXC40《photo by Volvo Cars》 ボルボ XC90 改良新型《photo by Volvo Cars》 ボルボ S90《photo by Volvo Cars》