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警察庁は、2019年秋の全国交通安全運動期間中(9月21〜30日)の交通事故による死者数が1954年の統計開始以来、最も少ない89人となり、前年同期と比べて5人減ったと発表した。

期間中の交通事故発生件数は同950件少ない9540件と、1万件を割り込んだ。負傷者数は1355人少ない1万1532人だった。

交通死亡事故の年齢別では、65歳以上が36人で、全体の4割を占めた。50〜59歳が12人、60〜64歳が6人だった。

状態別では歩行中が30人で全体の33.7%だった。自動車乗車中が27人、二輪車乗車中が21人、自転車乗車中が11人。

自動車乗車中の死者27人のうち、シートベルト着用が16人、非着用が10人、不明が1人だった。

飲酒運転による交通事故は61件で、うち死亡事故が3件。