ダイムラーがメルセデスベンツ博物館で行った空飛ぶタクシーのデモ飛行《photo by Daimler》

ダイムラー(Daimler)は9月14日、ドイツのメルセデスベンツ博物館において、空飛ぶタクシーのデモ飛行を行った、と発表した。

このデモ飛行は、ドイツで空飛ぶタクシーの開発を手がけるボロコプター社と共同で行ったものだ。ダイムラーは2017年8月。このボロコプター社に出資している。

ボロコプター社は、ドイツに本拠を置くベンチャー企業で、空飛ぶタクシーの開発を進めている。同社は2011年、航空業界に参入した。2016年、ドイツ当局から2名乗りボロコプターの暫定ライセンスを取得している。ボロコプターの空飛ぶタクシーは、2名の乗客を輸送する有人マルチローターヘリコプターだ。

メルセデスベンツは2022年までに、ラインナップ全体に電動車を設定する予定だ。2030年までに、電動車が新車販売の半分以上を占めることを目指している。

ダイムラーはメルセデスベンツ博物館で開催した「Vision Smart City」において、空飛ぶタクシーのデモ飛行を行った。空飛ぶタクシーは将来のモビリティのための技術革新と持続可能な輸送の一環になるもの、としている。

ダイムラーがメルセデスベンツ博物館で行った空飛ぶタクシーのデモ飛行《photo by Daimler》 ダイムラーがメルセデスベンツ博物館で行った空飛ぶタクシーのデモ飛行《photo by Daimler》