昭和平成クラシックカーフェスティバルin群馬自動車大学校《撮影 嶽宮三郎》

群馬県伊勢崎市にある群馬自動車大学校で9月7日、「昭和平成のクラシックカーフェスティバル」が開催され、内外のヒストリックカー280台がエントリーするなどにぎわいを見せた。

昨年初めて開催されて好評を得、今回で2回目となったイベント。運営は昨年に続き「ジャパン・オールド・スモール・カー・クラブ」(吉崎勝会長)。

昨年は7月開催で車も参加者も猛暑が身に応(こた)えたため、今回は9月に行われることになった。しかし気温はぐんぐんと上がって当地伊勢崎は35度近くとなり、うだるような暑さに。オーナーたちの多くは冷房の効いた屋内施設で過ごした。

そんな中、気概を見せて参加してきたのが360cc時代の軽自動車たち。愛媛県から片道約1000kmの道のりを2日半かけてやってきたのは水冷のスズキ『フロンテ』。「エンジンがよく回るのでピストンが壊れないかとひやひやしながら来た」というオーナーは、今年の春には空冷のフロンテで関東に出撃している”猛者”だ。

ほかに初期型”デメキン”のスバル『360』やホンダ『N360』、『ライフ』、ダイハツ『フェロー』といった軽自動車も車内で扇風機を回しながら走ってきた。

また、今回は生誕50周年の日産『スカイラインGTーR』と『フェアレディZ』、アメリカ車が特別展示となり、それぞれにまとまって並べられた。

参加資格が平成まで広がっているため、若い世代にも親しみのあるモデルもたくさん参加した。オープンキャンパスで訪れた高校生なども旧車オーナーに質問したりして楽しんでいるようだった。

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