親子エンジン分解組立教室《画像:ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は8月23日、「親子エンジン分解組立教室」で「第13回キッズデザイン賞」を受賞したと発表した。

ヤマハ発動機のキッズデザイン賞受賞は、2015年の子ども向け車いす用電動アシストユニット「JWX-2」、2016年の幼児用組立式プール「ユニットプールきらきら」、2017年の「親子バイク教室」に続き4度目となる。

親子エンジン分解組立教室は、本物の小型エンジン(100cc)や工具を教材に、自らの手で分解・組立を体験しながら、部品の名称やそれぞれの役割、エンジンの仕組みやパワー出力の原理、正しく安全な工具の使い方、作業手順や整理整頓を総合的に身につける教室だ。子どもたちの理科離れ、機械離れが指摘される昨今、本教室を通じて子どもたちがものづくりや機械の仕組みに興味を持ち、創意工夫の大切さ、やり遂げた際の達成感を実感できるようにカリキュラムをデザインしている。同教室には2002年以来、2018年12月末まで、計342回の開催で1万3800人(組)以上の児童とその保護者が参加している。

キッズデザイン協議会が主催するキッズデザイン賞は、子どもへの配慮、子ども目線を持った良質な製品・空間・サービス・プログラム・調査研究活動などを幅広く顕彰するデザイン賞。今回は、3つある部門のうち「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」部門の「コミュニケーション」カテゴリーでの受賞となった。