スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は8月20日、現在販売しているガソリンエンジン車のおよそ70%を、新たな排出ガス基準の「BS6」に先行適合させた、と発表した。
インドでは2020年4月、新たな排出ガス基準のBS6が施行される予定だ。BS6は、欧州のユーロ5に相当する新基準で、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減することが求められる。
マルチスズキは、現在販売しているガソリンエンジン車のおよそ70%を、この新たな排出ガス基準のBS6に先行適合させた。マルチスズキによると、BS6適合車両を2020年4月のBS6施行よりも先に、量販セグメントに導入した最初の自動車メーカーになるという。
マルチスズキは2019年4月、最初のBS6適合ガソリン車、『バレーノ』を発表した。これに続いて、『アルト800』、『ワゴンR』、『スイフト』、『ディザイア』を、BS6に適合させた。近い将来、インドで発売予定の新型MPV、『XL6』もBS6に適合している。
マルチスズキ、ガソリン車の70%を新排ガス基準に先行適合…2020年春施行予定
2019年08月22日(木) 15時30分
関連ニュース
- スズキ『キャリイ』シリーズ 仕様変更 (04月19日 15時30分)
- 【スズキ スイフト 新型試乗】5ナンバーサイズに収めたスイフトならではの見識…河村康彦 (04月07日 12時00分)
- トヨタ、新型SUVを間もなくインドで発表へ…スズキのOEMの可能性も (04月03日 09時45分)
- 2023年度「軽」新車販売、“途中退場”のダイハツ抜きスズキが18年ぶり首位[新聞ウォッチ] (04月02日 08時00分)
- 【スズキ スペーシアカスタム 新型試乗】軽ハイトワゴンでは一歩抜きんでた存在になった…諸星陽一 (03月31日 12時00分)